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フォルマーレ・ラ・ルーチェブログ

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2012年5月アーカイブ

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中村ハルコ作品「魚を売るイネさん82歳」がせんだいメディアテーク6Faギャラリー「写真新世紀 仙台展2012」の特別展コーナーでご紹介中です。


この展覧会は、新人写真家発掘・育成・支援を目的にする写真コンテストの受賞作品展になりますが、今年は文化復興を願い特別展が併設され、福島・宮城出身&在住の4人の歴代受賞者(伊藤トオル、菅野ぱんだ、木戸孝子、中村ハルコ)の作品がクローズアップされています。


福島出身の菅野ぱんださんの「ぷらねっとまんーFUKUSHIMA」は、ガイガーカウンターの数値と被災地を合わせ撮り、原発の恐ろしさと危険性を訴えます。


panda01.jpgのサムネール画像


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仙台出身の伊藤トオルさんの「The voice of my hand」は、ライフワークとなっている「仙台コレクション」を拡張するかのように、土着的な視点を持って被災地へ入り込んだ迫力ある作品群。床から天井まで張り巡らされ大判プリントは、圧倒的なスケール感で表現されています。


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また木戸孝子さんの「The Ordinary Unseen-Tohoku-」は、2011年3月11日以降、津波の被害の大きい名取市閖上を月に2、3度と訪ね、撮影された作品です。自分の目で見て、感じたものを撮り続けたいと自身の感覚を信じて取組む、美しい光景、光放つ意欲作です。


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そして、中村ハルコさんですが、1995年に発表の「魚を売るイネさん82歳」をイネさんの言葉と合わせてご紹介いただきました。


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「ここで20秒休むって決めてんだ。」


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「布団の中で何うまいかなぁってずっと考えて、

うん、三平(汁)にしようと思って起きんだ。」


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「仕事はやすんだらダメだね。

あそこに行ったらいつもいるって思っている人に悪いからね。」


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「わしはひとりで幸せだなぁっていってるの。」


今回の展示は、イネさんの言葉と写真を交互に見ていただく構成になっています。

魚を売るというイネさんの40年間のライフワークを記録、イネワールド集大成ともいえる写真表現です。読み、噛み締めながら見ていくととっても温かな気持ちになっていきます。


自分のできることを生業とし、

一生懸命とりくむということ。

ポリシーをもって、自分らしく生きていくということのすばらしさ!!


ぜひたくさんの方々に見ていただきたいです。


5月25日ー5月30日(水)まで(会期中無休19時まで開館、最終日17時まで)


どうぞ、ご高覧ください。




そらへ

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即興舞踊家とご紹介したらよいのか?

それともパフォーマンス・アーティストが

適切になりますでしょうか?で、いらっしゃる、

うすいゆうこさんによる自主公演が、

昨晩、西麻布アトリエフォンティーヌで行われました。


二部構成からなる催し、その第一部のラストに、

中村ハルコ「海からの贈り物」の作品とあわせて

エネルギッシュなダンスが披露されました。


「光の音」写真集が完成し、代官山ヒルサイドテラスでレセプションを行ったのが

2008年11月になります。

うすいさんからぜひ踊らせて欲しいと申し入れがあり、ダニエル・コフリンさんの「願いごと」の生演奏と「海からの贈リ物」の映像を交えて、熱気溢れる即興舞踊が披露されました。


今回の舞台テーマは「そら」。

希望、そして勇気をもって未来へ進んでいこうとダイナミックな身体表現をされた後、

私たちは宇宙の一部であり、見ず知らずの隣の人とも実は繋ながっているんだよという

生命体としての熱いメッセージを客席へ送られました。



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ハルコさんの「海から〜」の中にある

生命誕生の瞬間を撮影した写真をとても大事に思ってくださったうすいさん。

パワフルで時にエレガントに感じるその舞踊は多くの方を魅了、

私もぐっと惹き付けられました。ありがとうございました!


ところで、

昨晩はハルコさんのお誕生日でした。

友人のジャスミンさんからメールを頂戴し、

今日はハルコさんの誕生日ですし、

ケーキ食べたいですね。

食べちゃいましょう!と

ありましたので、

私もケーキを購入。笑


深夜の飲食になりましたが、いただきました。笑 

なんてったって、特別デーです。


甘党ではないので、よっぽどのお祝いごとでない限り食しませんが、

やっぱりスィーツといわれるもの全般に、魔法があるというのか、

うっとりしちゃいますね。

その誘惑にはまり、魅了されてしまった夜・・・。笑


それはおいといて。爆


明日5月25日から30日まで、せんだいメディアテーク6Faギャラリー「写真新世紀仙台展2012」にて、1995年に発表された中村ハルコ作品「魚を売るイネさん82歳」をご紹介いたします。


ハルコさんのバースデー週間ともいえるような日々が密かに続きます。

これぞハルコマジックです。


皆様、どうぞお楽しみに!

時は流れて

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新幹線ファンには、うらやましがられるくらい新幹線に乗り、

駅弁ファンにはたまらないくらい、

東西数々の駅弁を食べてしまったここ数ヶ月。


ビジネスとは、ライフとは、一体なんなんだろう。


どこへ何をしにいっているのか・・・。


自分の声を聞いているとだんだん眠くなり(逃避か)、

もう少しこうできたんじゃないかと思いながら

がんばろうよと一喜一憂。


なぜか砂時計をコレクションしはじめて、

落ちて行くのをじーっと眺めることで多少ならずも癒される。


む〜。


よい休日を!

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みなさま、いかがおすごしですか?

穏やかな陽気になって参りました。

ゴールデンウィークです。


おでかけになられる方も多くいらっしゃると思いますが、

車の事故、バスの事故が非常に多く報道されていますので、

十分注意してください。


ところで、私は、このときにこそ、という勢いで

こもって雑務をこなしております。

そんな状態なので、五月雨まじりの曇空の東京は、

集中力も高まり、優しい気持ちにさせてくれます。

お天気だと「でかけるぞ〜!、がんばるぞ〜」っという

気持ちになりがちですから。笑


さて、耳をすましたところ、

外からラッパの音が聞こえてきました。

お豆腐やさんです。

「豆腐〜、あつあげ〜、ごま豆腐〜、

えびまめ〜、ざるどうふ〜、豆腐ハンバーグ〜、

おいしい豆腐、お豆腐はお塩でぜひどうぞ〜」

ピープ〜♪

というような感じです。笑


すごいメニューが豊富。

そして食べ方までアナウンスしてくださって、

はりきっておられる。

気になって窓をあけたら、目があっちゃった。

自転車をひきずって歩かれてる。

どうしよう・・・。笑


という流れからの告知になりますが、


1995年に発表された中村ハルコさんの作品「魚を売るイネさん82歳」。

5月25ー30日、せんだいメディアテーク6faで

ご紹介させていただくことになりました。

その準備で、ここしばらくイネさんの写真と向き合っていたのですが、

味わい深い、芯のあるステキなおばあちゃまが写し出されています。


ハルコさんは、そのイネさんに夢中になって、夏と冬の10日間、

寝食を共にして撮影されたそうです。

ハルコさんのお姉様曰く、イネさんのたくましさ、強さ、早起き、

自由さに惚れていたのではないかとのこと。


小樽のイネさんは、朝から魚の仕入れを一人で行い、行商します。

発泡スチロールの保冷箱をひきずって売り歩く姿は、

今はなき、存在しない商人の原型なのかもしれません。

昔はこういう商売の仕方もあったんだなぁとたいへんさを痛感し、

そしてそれを頼りにしていた買い手の方とのやりとりが

大きな笑顔となって描き写され、こちら側(見る側)にも笑みを起させてくれます。


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イネさんのしわの数だけ、人生の喜怒哀楽が刻み込まれている、

ステキな写真の数々です。


お豆腐やさんのラッパの音を聞きつけて、

思わすイネさんの話になってしまいましたが、

写真の中に、何の魚が売られているのか、

チェックしてみようと覗きこんでみました。

あじの開き、イカ、カレイらしきものがありましたよ。

写真ってこんな感じで自分なりの見方が加わってくると、

さらなる発見が広がって、ますます見ることが楽しくなってくるんです。


ということで、どうぞお楽しみに!