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フォルマーレ・ラ・ルーチェブログ

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2011年12月アーカイブ

今年を振り返って

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いよいよ今年も残すところあと6時間。

皆様、今年はどんな年になられましたか?


ブログを締めくくる、なにか気の利いた言葉はないものかと、

思いを巡らしていたのですが、なかなか難しいものがあります。


今年は、東京都写真美術館での展覧会から始まり、2月にはハナレグミ×中村ハルコ、そしてタップダンサーの熊谷和徳氏の華やかなイベントも開催され、たくさんの方たちに作品をご紹介できるチャンスに恵まれました。3年かかってやっと写真集「光の音」も完売。

みなさま、本当に応援ありがとうございます。


さて、次にどのように展開しようかと考えていた矢先、大震災です。

ハルコさんのご出身は宮城県仙台市。

ご家族はもちろんのこと、東北エリアの友人知人の皆様には日頃からたいへんお世話になってきたフォルマーレ・ラ・ルーチェ。

関係各位の安否を気にする間に、恐怖心さえも芽生えて来て、テレビや新聞を見ることが億劫になってきてしまいました。


ふと気がつくと、余裕というものがなくなっている自分の心内。

うまく表現できませんが、限られた時間の中で、どのように自分が動けるのか、動くのかということを考えるようにもなり、それを試されているような状況も起こりはじめ、正直焦りました。


何者かに支配され、監視されているような自由のきかない、重くのしかかるダークな気持ち。

日本の国全体がぎゅうと音をたてて圧縮機にかけられているようなたまらない気分。

これは、ノイローゼ?、私は鬱なのかしら・・・。


このままだとおかしくなってしまいそうだと、自分の信号を察知して旅にでました。

「ちょっと行ってくる。どうしても今いかないとダメになる。」

久しぶりにわがままな、あてのない旅。


いっぱい乗り物に乗って、同じような景色が続く広大で果てしない風景を

ただひたすらぼーっと眺めるような旅・・・。

羊と牛がのんびりと草を食べている土地、

人っ子ひとり歩いていない、手つかずに感じる緑多き大地。

紀元前いつ?誰がつくったのかわからない巨大石によるサークル群。

朝起きてから暗くなるまで、止まることなくただひたすら歩き続ける・・・。

(これが旅ってもんだなぁ・・・。)


そのうち、


じっとして時が過ぎゆくのを待つのか、

自分から時を進めさせていくのか・・・

そんなことを感じているようになりました。


そして、


うわべの付き合いではなく、

本音で話せる友人としっかりよいものを作って行こう。

必要とされることに喜びを感じ、

自分ができることは惜しみなく与え、形にしていこう。


そんな風に思う気持ちも。


さぁ、明日からは2012年です。

日月神示はあれど、来るコト、起こりうるコトをただ待つのではなく、

新しい年に向かって、自ら、わくわくした気持ちをもって進んでいければ、それが実は、私らしい。

自分は自然な流れの中にはありますが、未来はつくれるもので、人間は創造力を持って作りだせる、

ステキな生き物だと信じています。


楽しくていっぱい笑みがこぼれ落ちるような、そういう2012年に。

すばらしい瞬間にいっぱい出会えるラッキーな自分!笑

そして、今日も元気でよかったなぁって感動できる2012年!

それは永遠に思い願うことにはなりそうだけれど、そういう毎日って最高ですよね。


ということで!

とりとめのない文章になってしまいましたが、


皆様、今年もたいへんお世話になりました。

どうぞ良い新年をお迎え下さいね。


来年もどうぞよろしくお願いいたします!



年の瀬です。

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オレンジ色の空が急にダークなグレートーンに変った後、

あられの粒が降ってきた昨日の夕方。

アスファルトの上に落ちた粒は、

積もることなくスーッと消えていきましたが、

一瞬、ホワイトクリスマスになりました。


昔から雪景色は大好きです。

真っ白な世界は浄化されたように感じるので。

子供時代、北海道に住んでいたことがありますが、

雪の降りはじめは、シーンと静まり返り

誰もいない状況があります。


そこを狙って外に出て、貸切りのように錯覚する街の中を

一人走りまわって遊んでいた記憶があります。

こういうふわふわな寂厳状況を嬉しく思えるのは

子供だったからでしょうか。

寒い国特有の物事なのかもしれませんが。


先月、山形の芸術大学にお邪魔した際の会話になりますが、

「表立った表現はあえてしなくとも、

じんわり噛みしめるように、人の話を聞き、

自分なりの解釈をして、消化している人が多い。

それが東北気質なんですよ。」と教えていただきました。


じんわり噛みしめて見出す自分の中の思い、

揺るがない強いものへと成長できることは

たいへん貴重なことであると感じます。


真っ白な雪の中を走りまわっていた私の経験も

どこか見えない一部となっているのかもしれません。

とても貴重な体験をしていたんだなぁ、

そういう懐かしい部分をふと思い出せる2011年になりました。


さて、いよいよ今年も残すところ1週間です。


クリスマスが過ぎればお正月。

年賀状を書かなくては。

もう間に合わないと思いながらの宛名書き。

間に合わなくて書いている元旦の朝?。涙


そして大掃除、積み残した物事を片づけていかないと。

重い写真集の雪崩を食い止めたい。


さ〜、たいへん。



12月17日(土)日本写真芸術専門学校において

「Elements of Light〜それぞれの光〜」を開催しました。


カメラは光を捕え像として表現できる芸術ツールですが、

作家個々人の中にある閃きこそが像になって表れていると感じて

その意味合いからこのタイトルをつけ開催しました。


第一部 ポートフォリオレビュー


はじめての試みでしたが、

3島に分かれ(レビュアーは2ペアになって)

学生の方、一般の方の作品を拝見していきました。

1人7分という短い時間での閲覧になりましたが、

10人の方の作品を拝見し双方で意見交換、お話しました。


最近の傾向のように感じるのですが、

カメラに撮らされている感が強いらしく

自分で撮りたいものがわからないと言われる方も

いらっしゃいました。

頭の中の残像のようなひっかかった物事を

カメラ(写真)に撮らせて確かめる・・・といわれる方もいました。

何を撮ったのかすでにその時点で記憶があいまいであるような、

そういう印象をこちら側がうけてしまう、

中途な意識化の方もいらっしゃいました。


さて、どうしょましょうか。

自分の気持ちはどこにある???(どこに行く?)

自分が見たもの、撮ったものに責任は持てないのか。


・・・、


第2部 スライドショー


池田宏彦「エコーズ」

伊賀美和子「マダムキューカンバ」、「台風一家」、「悲しき玩具」よりMIX

熊谷聖司「明るいほうへ」

村越としや「FUKUSHIMA 2004-2011」

安村崇「せめて惑星らしく」

中村ハルコ「光の音」、「海からの贈り物」


熊谷さんが連れられたパーカッション 中村さんの演奏も交え、

作家の個性がユニークに光るスライドショ―になりました。


もっとたくさんの写真家の方に出会って

近い将来、大きな会場でのスライドショーを

企画したいと考えています。

目の澄んだきれいな思いを持つ方の作品(写真に限らない)は、

見る側に幸せや喜びを運んでくれるに違いありません。

気持ちの良いセレクションを施して、美しい作品を

スライドに置き換えて、ご紹介したいです。

静止画と映像の間で揺れ動く写真表現の在り方(紹介)に

注目したいと考えています。


まだまだなんですけど。

できることからやっていきます。


スライドショーの帰り、

渋谷の路上でブルーローズ(造花)を拾いました。

花言葉は「不可能」だそうです。

これをもじって「可能、喝采、夢が叶う」という意味があるそうです。

造花ですが、なかなか希望をもらえる存在感。

勇気づけられます。



さて、本日からクリスマスを挟む3連休になりますね。

今朝、NYからやってきた写真家のT氏からメールがあって、

「おはようございます!そして、メ―リクリスマス!」とありました。


今年は、メリーではなく、メ―リ☆クリスマスとご挨拶したいと思います。

ちょっと異なるかわいい響きです。


話しがまたまた脱線してしまいましたが、

ご来場、どうもありがとうございました。

そして、レビュアーをお願いした皆様、そしてご出演いただいた写真家の皆様、

日本写真芸術専門学校の理事長、事務局スタッフの皆様、

そして学生のみなさま、開催に際し、ご尽力、お手伝い頂きまして

お世話になり、ありがとうございました!


みなさま、どうぞ良い祝日をお過ごしくださいね。


寒いですね。

師走まっただ中の12月の第3土曜日です。

来週はもうクリスマスですね。


さて、本日は、日本写真芸術専門学校9階講堂においてポートフォリオレビューと6人の写真家によるスライドショーを開催いたします。


ポートフォリオレビューははじめての試みです。

今週は数回に渡って打ち合わせを行いましたが、限られた時間の中でなるべく多くの意見を聞ける、引き出せるようにというアイディア出しを行って、2人のレビュアーがお一人ずつ作品を見て行くという形で進行させることになりました。やってみないとよくわからないのですが、よい会にしたいと思っております。


スライドショーの方は、「Elements of Light〜それぞれの光〜」と題して6人の作家の作品をご紹介していきます。

6人の作家のみなさんは、ご縁があって10数年来のおつきあいの方ばかりです。

どの方も今年は自発的に写真展や写真集を独自に発表されるなど、写真表現で何ができるか、前向きに自分に問いかけ、世の中で発表していく心構えのある骨太の作家の方たちになります。皆、上品でたくましい。


私が今回ご紹介したいのでは、創造するという目的をもつことが「光」をもつことになるのではないかということ。その光を表現することが楽しく嬉しく幸せであるということ!なので、見せたくなって、自分にもときめいていられて、わがままであれるということ。そういうことも、非常に今、重要ではないか、ということ。

感じてもらいたいのですが。はい。

(脱線しそうなので、この辺で。)


皆様のご来場をおまちしております!



12月17日(土)「Elements of Lightーそれぞれの光」を日本写真芸術専門学校で開催いたします。


二部構成です。


第一部はポートフォリオレビュー、

そして第二部では、6人の写真家によるスライドショーを開催します。


ポートフォリオレビューのレビュアーは、

写真家の伊賀美和子さん、熊谷聖司さん、村越としやさん、そして写真研究家の鳥原学さん、ガーディアン・ガーデンのディレクター菅沼比呂志さんをお招きします。


どなたの写真でも見ます。

写真形態、サイズ、点数は全く構いません。

ですが、見易い形でまとめて下さったら助かります。

どんどん見ます。


編集、構成等で悩まれている方、

いろんな方からアドバイスをうけたい方、

ぜひこのチャンスにご自身の作品をご紹介ください。

みなさん熟練した目を持つ、キワモノの方たちです。

その後、6人の作品をスライド上映します。


本日打ち合わせをして参りました!

すばらしい個性豊かな6人のスライドショーになりそうです。


どうぞお楽しみに。


無料のイベントですが、お申し込み制です。


【お申込み】
PC:http://www.npi.ac.jp/elements/index.html
携帯:http://www.npi.ac.jp/elements/m/index.html

「明日になれば」

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明日、なにが起こるかわからない、といわれている時代です。


先日、友人のジャスミンさんと話をしていていたら、

登場人物の個々の在り方がふと気になってしまって、

「風と共に去りぬ」を見直しました。


スカーレット・オハラは、息詰まった場面の最後の締めくくりに、

「明日考えよう」というセリフを言われます。

ぎゅっとこぶしを握って、

強い意志をもつかのように、眉間にしわを寄せてタラの大地に佇むのです。

そこにはまるというのか・・・、気になってしまったのですが

正直、気が少し楽になりました。(明日があるということに)


昨晩、情熱の風と癒しの風が自分の中に吹き荒れました。

そして、なぜか、そこから・・・闘牛士のYouTubeたどりついてしまって

ガン見しておりました。


闘牛に関する2ちゃんにあったコメントに、

非常に残酷で興味深いものがありました。

「こいつら、自分が死んだかわからないまま闘ってるな」


スカーレット・オハラが「明日がある」というセリフと佇まいにも、

うまく言えないのですが 実は、同じようなニュアンスがあるなと感じました。


まさに、2011年はそういう気分のまっただ中にあったような気がしてなりません。

そして気がつけば、12月です。

やり残しなくなんとかのりきって次の年に律して臨みたいと考えています。


話はまた戻りますが、

スカーレット・オハラとレッド・バトラーという人物の恋愛像はややこしいです。

素直な気持ちから与え合える優しい思いやりのような表現はできなかったのでしょうか。

合間合間にすれ違っていく様を見るのは哀しいです。

スカーレットはアシュレに何を求めたのか。


うーん。


映画を見直すきっかけは、メラニーという人物についての見解からはじまったのですが

他の登場人物の個性と生き様が強くていろいろ考えさせられました。

やっぱりデキる人ってすごいな。

でも・・・なぜか、破天荒で自由な、フレキシブルな人に憧れちゃうんですよねー。

なんだかそうなりたいと思っているようです。


とりつく島がありません。笑