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フォルマーレ・ラ・ルーチェブログ

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2010年5月アーカイブ

清澄白河へ

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清澄白河にある小山登美夫ギャラリーを訪ねました。


ここ半年、ハルコさんの作品、プリントの質を高めるべくデジタルプリントの研究をいろいろ行っており、お取り扱い頂いている作品とのクォリティチェックのため、作品を拝見しに伺いました。


私は、実は、この道何十年というくらい、笑

デジタルプリントと言われる、インクジェットの技術による機械とプリント、その進化の世界を眺めて参りました。やっと、そろそろ、入力から出力まで安定しつつあるのではないか、といいますか、

作家の皆様もそれなりに、妥協できる世界に近づきつつあるのではないかと考える次第です。

がんばってよいものを作りたい。その気持ちがどこまで今の技術と向き合えるのかはわからないのですが、やってみたいと考えています!


それはおいといてー。


小山ギャラリーでは、奈良美智さんのセラミックワークス展が開催されていました。

これがものすごくでかい!

まさにあの奈良さんワールド、ちょっと生意気風に感じるお子様たちの平面絵画、その主人公の皆様が巨大な3m級とも言える立体、セラミックスになっておりました。


すごい存在感です。


信楽焼ということですが、こんなにでかい焼き釜があるのかどうか、

ギャラリーの方に思わず尋ねてしまいました。

平面が立体になっている。だいたいそういうことになってくると、違和感を感じることは少なくはないのですが、

奈良さんのアートはなんというか、説得力がありました。

お金があれば、家の玄関や部屋の中央に思わず飾ってみたいと思ってしまいました。笑


下の階にある、タカイシイギャラリーでは、荒木経惟さんの個展が開催されていました。荒木さんの無二のご家族とも言える、先日亡くなられた猫のチロちゃんの写真もあって、切ない空景と・・・それだけではすまされないぞというウェットなアラーキーの生命力を感じさせる写真を拝見して清澄を後にしました。



[小山登美夫ギャラリー 東京]

奈良美智「セラミック・ワークス」

2010年5月15日 (土) -6月19日(土)

http://www.tomiokoyamagallery.com/exhibitions/yoshitomo-nara-exhibition-2010/

ども。チャーリーです。
最近はデジカメも進化してるので誰でも上手な写真が撮れるし、
加工ソフトを使えば誰でもプロ並の仕上がりにできますよね。
私だって日々、たくさん写真を撮っています。が、しかし、いくら撮っても
凡人の私はいっこうに「写真家」にはなれないのです(残念)。
では「写真家」になるには、何をどう撮ればいいのでしょうか?
世界中の誰もがカメラを手にして、常にあらゆるものが大量に写真に撮られているのに、
新たに撮るべきものが果たしてあるのでしょうか?
こんな素朴なギモンを考えながら、
気になる写真家の作品について書いてみたいと思います。


坂本政十賜さんという方が、2006年に「FLOATING」という写真集を発表しています。


http://www.amazon.co.jp/FLOATING-%E5%9D%82%E6%9C%AC-%E6%94%BF%E5%8D%81%E8%B3%9C/dp/4862190286/ref=sr_1_5?ie=UTF8&s=books&qid=1274316068&sr=1-5


ここには主にパリ郊外の風景が収められているのですが、
パリに行ったからといって、我々の思い浮かべるような、
いかにもロマンチックな素敵な景色を綴っているわけではありません。
都市周辺の、どうということのない「殺風景」な景色ばかりなのです。

北海道の美唄という街に彫刻家安田侃さんが舵をとられる
アルテピアッツァ美唄という場所があります。

http://www.kan-yasuda.co.jp/arte.html

札幌から車で約1時間半くらい、旭川の途中に位置づけされますが、
のどかで静かな緑豊かな大地です。
安田さんの制作された力強く美しい彫刻の数々が自然の中に溶け込むように
ところどころに散りばめられ展示されています。


閉山になった炭鉱の小学校の跡地というこの地には、
木の香り懐かしいぬくもり漂う校舎があり、
現在は1Fが幼稚園、2Fの教室は開放されたギャラリーとして使用可能です。


IMG_0081.JPG


中村ハルコさんの写真の世界に繋がるものを感じ、
この地を訪ねてみたくなり移動したのですが、
美しい唄という地名から、矢野彰子さんをはじめとするアーティストのみなさんによる
ライブなども行われているようです。あれ?ポスターが!!6月27日には、ハナレグミのライブも開催されるようです!♪

この地へ行く道のりは、未知なる場所すぎて不安も募りましたが、
到着してみると、この広い大地に安田さんが彫刻を学ばれたイタリア・フィレンツェと
出身であられるこの地における懐かしい郷愁ともいえるような環境が
ダイナミックにミキシングされ新しい異国とも呼べるような視点を見てとることができました。

イタリア・フィレンツェの風景に魅せられて写真を撮られた中村ハルコさんの写真を
さらに魅力的に紹介できそうな予感がしてきます。

ちょっとなにかおもしろいことができないかなぁ?、と、思いを胸に。

とりあえず今回は視察まで。

知人であり、妹のようでもあり、そして年下でもしっかりとした姉さん的存在感を醸し出すマチャコこと富谷昌子さんの写真展が銀座のツァイトフォトサロンではじまりました。

初日には、オープニングパーティが行われ、故郷青森から民謡の先生ご一行も駆けつけられて、おめでたい唄が披露されました。

IMG_0330.JPG


いつも朗らかでまっすぐな、彼女の写真、その姿勢をも示すがごとく伸びやかな声が会場いっぱいに広がりとても気持ちがよかったです。

カラー写真溢れる昨今ですが、モノクロ写真のその美しさと細やかさに「嘘はつけねえぞ」というような気迫さえも感じられてきて、改めてその素晴らしさに導かれました。

そんなうっとりしてしまう作品の数々が展示されています。

6月12日までの開催です。

どうぞご高覧ください!!


富谷 昌子 作品展『 みちくさ 』 

2010年5月11日(火)-6月12日(土) 日・月・祝日休廊
開廊時間:10:30?18:30(土?17:30)
http://www.zeit-foto.com/exhibition/index.html

ZEIT-FOTO SALON
〒104-0031 東京都中央区京橋1-10-5 松本ビル4F
Tel : 03-3535-7188 / Fax : 03-3535-7112

すっかり5月に

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早いものでゴールデンウィークも終わりすっかり5月になりました。

 

お天気に恵まれた東京でしたが、

みなさんいかがお過ごしになられましたか?

 

私は、以前からたいへん気になっていた「子どもの国」を

(大人げもなく)初見学いたしました!

http://www.kodomonokuni.org/komap1.html


お天気がすばらしく、鯉のぼりが掲がっていて、心も上がりました。

戦争中は、陸軍の弾薬庫があった地になるそうですが、

それらを彷彿させる妖しげなドア、通気のための煙突などを発見。

隆起するような土地の形状と広がりの中には、トンネルもあったりして

秘密基地っぽい雰囲気がムンムンしています。


しかし、緑広がるこのランドには、遊具広場、芝生広場、湖、せせらぎ、つり橋などがあり、

ボートやドラム缶イカダで自由に遊ぶことができるようになっています。

また温室や、プール、滑り台、牧場もあって、

牛やヒツジと戯れたり、ポニー乗馬も楽しむことも。

搾りたての牛乳を製品化したソフトクリーム(300円!)が超絶品です。


IMG_0043.JPG


こういう場所での、子ども時代の楽しかった思い出は

家族にとっては本当にかけがいのないものとなりますよね。

それらを紡ぐツールとなるのが、まさに写真です。

記録として、生きている証ともなる写真が、

実は一番心に染入るものとなる、と感じるのは私だけでしょうか。


記録を辿るような余裕はまだまだなく、前進あるのみの自身ですが、

輝ける瞬間を記録に残しながら、

人生を謳歌したいものだと感じる年齢になってきました。


ユニークでハッピーなその時代のその色を刻み撮りたい!

鑑賞するという役目もありながらの写真ではありますが、

カメラを持ちシャッターを押すという行為に興奮し、

イベント性が高まると感じるのはなぜなのか・・・?


それは、本当にかけがいのない楽しい時間がここにある、

というような、

意味をもたなくていい証拠の現場に身を置いていられる幸せを

沸々と感じているからなのかもしれないですね。☆☆